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わが国に膜ろ過浄水施設が導入されて十数年が経ち、導入件数の増加とともに、施設規模も大型化し、水道用膜モジュールの性能、品質の重要性は益々増加しています。 膜分離技術振興協会(膜協会)は、安全で、おいしい水を、安定して、供給できるよう水道用膜モジュールの性能調査を通じて、社会に貢献してまいります。
水道用膜モジュールの性能調査は、膜協会が行っている自主事業で、厚生労働省の「水道施設の技術的基準を定める省令」及びこれに関連する「資機材等の材質に関する試験」に対応するよう、水道用膜モジュールが、「水道施設で使用される資機材として具備すべき要件を備えているか」、「浸出試験が基準に適合しているか」、等を評価することにより、品質の適正化を図ること及び一定水準以上の水道用膜モジュールの供給に資することを目的としています。
公益財団法人水道技術研究センターから、平成10年10月に本事業を引継ぎ、その後の省令改正等に対応しながら同規格を整備し、現在、AMST-001(MF、UF膜)、AMST-002(NF、BWRO膜)、AMST-003(SWRO膜)、AMST-004(LP(大孔径)膜)の4つの規格で、合計100件以上の性能調査を行ってきました。
水道用膜モジュールの性能調査委員は、協会会員の公募によって選任します。本委員会委員には、高度な専門性と同時に公平性と透明性が求められています。委員会運営の透明性を強化するために2006年に学識経験者による監査制度を導入しました。
2007年の有限責任中間法人への移行と同時に、透明性をさらに向上させるために、協会会員への委員会の公開と同議事録の公開を定めました。 委員会は、原則として年3回(4月、8月、12月)開催します。 ※書類提出期限は委員会が開催される月の前月末(3月、7月、11月)になります。 但し、性能調査依頼の受け付けは、3月から11月末日までとし、12月から翌年2月末までは受け付けはしておりません。 (水道用膜モジュール性能調査に関する規定より) 詳しい日程は本協会のホームページでご案内します。
協会会員に限り、開催前月末までに申込みがあった先着3名まで、委員会の傍聴が可能です。但し、利害関係者(例えば、審査対象膜モジュールのメーカー)は傍聴できません。また、傍聴者には守秘義務に関する誓約書を提出して頂きます。
協会会員は、議事録の閲覧を申し出ることにより、事務局で閲覧が可能です。但し、事前に守秘義務に関する誓約書を提出して頂きます。