協会の目的・組織

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協会の目的

当法人は、1)公衆衛生の向上、2)地球環境の保護、3)水の安定供給確保等の分野に置いて、膜分離技術の振興を通じて、日本国民のみならず、広く世界の人々の社会生活の維持・向上に寄与すること目的とし、次の事業を行います。

(1)膜及び膜分離装置に関する調査研究及び啓蒙活動
(2)膜モジュールの性能調査認定事業
(3)関係行政機関及び関係諸団体との連携と協力
(4)前各号に掲げる事業に付帯又は関連する事業

代表理事のあいさつ

 一般社団法人膜分離技術振興協会
代表理事 下山 哲之

この度、2023年度定時社員総会、及び臨時理事会で代表理事に選任さました。会員の皆様のご指導の下、微力ながら協会運営に貢献させて頂ければと思います。どうぞよろしくお願い致します。

さて、昨今の報道を見ましても、地球温暖化と環境汚染が益々深刻化しています。現在世界人口の4割以上に相当する約36億人が水不足に悩まされており、2050年にはその割合が世界人口の半分に達するという予測もあります。

さてその中で当協会は、1)公衆衛生の向上2)地球環境の保護3)水の安定的供給確保、膜分離技術の振興を通じて、日本国民のみならず、広く世界の人々の社会生活の維持・向上に寄与すること目的とし、膜及び膜分離装置に関する調査研究及び啓蒙活動、膜モジュールの性能調査認定事業、などを実施しています。

具体的には、2023年度の事業活動方針として、前年度に引き続き、1)膜分離技術の普及と振興 2)国際社会に向けた情報発信の強化 3)膜分離技術による国内外の水問題解決への貢献 の3つをあげました。

その中で、各委員会の活動としては、まずは安心安全な膜利用に資する膜モジュール認定を引き続きしっかり実施して行きたいと思います。次に技術戦略委員会によるセミナー活動を通じて、広い地域に膜利用を更に普及させて行きたいと考えます。特にこれから拡大する排水処理・排水再利用の分野への膜利用の普及に貢献したいと考えます。更には当膜協会主導で開発した水の再利用に関する国際規格の世界への普及にも取り組んで参ります。

当協会の会員企業各社は、膜分離技術を用いて上下水道、海水淡水化、廃水処理と再利用、環境浄化、など世界の最先端の技術で安心安全な水の製造や限られた資源である水の有効利用に貢献されています。

これらの技術による地球環境の変化への対応、水資源問題の解決への貢献はますますクローズアップされるものと考えております。

当協会としても引き続き、水の再利用に関する膜分離技術の世界への普及、それぞれの性能分離に関する国際標準化、に向けて貢献していきます。

本年度も会員の皆様とともに関係諸機関とも更に密に連携し、膜分離技術の一層の振興を通じて社会の発展と世界の環境問題への貢献を推進してまいりたいと思います。

引き続き皆様のご指導ご支援を賜りますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

協会の組織

1. 会員

現在の会員数とその構成は次のとおりです。

法人会員 A社員 (膜及び膜分離装置メーカー) 18社
法人会員 B社員 (膜分離装置等関連メーカー) 4社
法人会員 C社員 (膜及び膜分離装置ユーザー) 0社
個人会員 (学識経験者など) 12名
合計 22社+12名

2. 協会組織


 

3. 代表者

代表理事 下山 哲之
(東レ㈱ 上席執行役員 水処理・環境本部長)

4. 事務局

事務局長 田中 祐之
(東レ㈱ 水処理事業部門 部長代理)