膜に関する再利用事例集

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下水処理水再利用Al Ansab STP 

概要

オマーン国マスカット市の下水処理場。処理水再利用を目的としてMBR法が採用されている。2010年から55,000m3/dのMBR施設が稼働し,その後,増設工事を経て,2018年からは125,000m3/dのMBR施設として稼働している。
MBR処理水は処理場に隣接する緑地帯に供給されると共に,様々な用途で使用されている。

再生水の用途

・緑地帯への灌漑用水
・パイプラインおよびタンカーによる市内での再利用
 (灌漑,公園/ゴルフコース散水,冷却塔,等)

設備フローシート

設備仕様

施設名称:Al Ansab STP
処理方式:膜分離活性汚泥法
処理能力:125,000m3/d
共用開始:2010年
運転管理:HAYA Water

膜仕様

膜種類:MF膜
膜材質:塩素化ポリエチレン
装置台数:480台
膜面積:580m2/台

水質

流入汚水 MBR処理水
BOD mg/L 256 5
TSS mg/L 250 5
T-N mg/L 35 6
NH3-N mg/L 25.2 1

写真・パンフレット等


 

資料提供元、URL

株式会社クボタ 膜システム部 
https://www.kubota.co.jp/product/membrane/